眼瞼痙攣・顔面痙攣

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)

[ 疾 患 ]

片側顔面痙攣

 眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とは、目の周りの筋肉が痙攣(けいれん)して、目が開けにくくなり、まばたきがうまくできなくなる病気です。脳内の運動を抑制するシステムが機能障害を起こすことによって生じると考えられています。
 発症の原因としては、過度のストレス、睡眠薬や抗不安薬などの薬剤、化学物質などのシックハウス症候群などが考えられます。
[ 症 状 ]
 眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の初期症状としては、まぶたの不快感、まぶしく感じる、まばたきが多くなる、などのドライアイと似た症状が出ます。その為、ドライアイで治療をされている方に、眼瞼痙攣(がんけんけいれん)がまぎれていたり、併発していることもあります。
 症状が進行すると、目をうまく開けていられないため、人や物にぶつかるなど、生活に支障が出るようになります。さらに進行すると自分の意思ではまぶたをあけることができなくなり、視力には問題ないのに機能的に失明をしたような状態になります。症状の進行は早くありませんが、何もしないでいて、自然に症状が軽くなることはほとんどありません。精神的な緊張の影響を受けることも多く、普段は重い症状があるのに、診察室では症状が出ないという例も見られます。
また、症状は通常両目に起こりますが、左右差があることも少なくありません。
[ 治 療 ]
 痙攣(けいれん)治療にはボツリヌス療法と薬物内服療法、そして手術の3つに分かれます。生命にかかわる病気ではありませんが、医師とよく相談した上で、自分の日常生活に見合った治療法を選択することが大切です。
ボトックス注射療法
最も効果的でよく行われている治療法です。
当院では米国アラガン社が登録商標を有するボトックス®を使用しています。
薬物内服療法
内服薬を用いることもありますが効果は弱いです。
手術
目の周りの筋肉を切除することもありますが、根治治療ではなく、ボツリヌス治療の4,5回分の効果にすぎません。

片側顔面痙攣

[ 疾 患 ]

片側顔面痙攣

 片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)とは、片側の顔面筋が自分は意図していないのに痙攣(けいれん)し続けてしまう病気です。
 発症の原因としては、顔面神経が脳幹から出る部分で、血管によって圧迫されるために起こることが多いと考えられています。
[ 症 状 ]
 はじめの症状は、上まぶたか下まぶたの痙攣(けいれん)に始まり、進行すると、同じ側の目の周りの他の筋肉や口の周りの筋肉も痙攣(けいれん)するようになります。重症になると、痙攣(けいれん)が持続するようになってしまいます。
[ 治 療 ]
痙攣(けいれん)治療にはボツリヌス療法と薬物内服療法、そして手術の3つに分かれます。
生命にかかわる病気ではありませんが、医師とよく相談した上で、自分の日常生活に見合った治療法を選択することが大切です。
ボトックス注射療法
最も効果的でよく行われている治療法です。
当院では米国アラガン社が登録商標を有するボトックス®を使用しています。
手術
顔面神経を圧迫している血管を移動させる手術を行います。有効性の高い根治療法ですが、まれに再発がみられたり、顔面神経麻痺や聴力障害などの合併症を引き起こしたりする場合もあります。

眼瞼攣縮(がんけんれんしゅく)・眼瞼ミオキミア

 肉体的・精神的な疲れによりまぶたがピクピクと動く症状です。
 2~3週間で自然治癒することがほとんどです。

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